クイーンズタウン近郊には、田園風景がほのぼのと、ちょっとホビット村を思い出させる、
アロータウンやクロムウェル方面に行く、ロケ地のツアーもあります。
どちらにせよ、半日仕事ですので、クイーンズタウンでは2日間、フリーで行動できる
よう日程を組むことが、キモかと。
通常のツアーだと、ここに「フィヨルドランド・ミルフォードサウンド」が、組まれて
いるので、最低でも2泊が多いとは思いますが、2泊だと、せっかくここまで来てるのに
2種類のツアー制覇は、無理!
ロード・オブ・ザ・リングのファンには、悩み処ですね。
ただ、ミルフォードサウンドまでは片道が4時間だったか、相当ハード
なので、あなたの旅の相棒も、3泊しても怒らないだろうとは思います。
超高級リゾートなので、選択肢はほかにも沢山あります。
Safari of the Scenes という、ほぼ5時間のツアーが、ロケ地のツアー
NOMAD Safarisが、8時と13時の2回催行
しています。
個人では行けないというか、危険すぎて、とてもオススメ出来ない!!場所
も、場面の写真を見せながら、いろいろ廻ってくれます。
細~い上に未舗装の砂利道が一本こつきりのスキッパーズキャニオンでも、
王の台座のシーンが撮影されているそうですが、私には、とんとわからず(-""-;)
個人的なハイライトはブルイネンの浅瀬!
そう、あの、水が馬の姿で迫ってくるシーン!!ですっ!!
アルウェンの凄味のある立居振舞と、怒涛のように迫る水流が、エルフの力と
品格をひしひしと感じさせる名場面。いや、まさか、その現場に行けるの!
ゴールドラッシュの頃のまま、時が止まったようなアロータウン。
そのメインストリートから、ほんのちょっとそれたところに、あって
まさに拍子抜け!
ここで、温かいお茶と、顔ほどもあるオートミールクッキー、で、しばし
河原のティータイム。ワインもあったような記憶が・・・
帰りは、普通の観光ルートですが、バンジーで有名なカワラウ川でもロケというか
背景に合成して使われている場所?を、細かく教えてくれながら、ぼちぼちと
クイーンズタウンへ戻ります。
こちらのツアーはロケ地に関心がないと、ちょっと???な感がありますが
NZのちょっと変わったツアー、と思えば、それなりに満足できるかな。
まったく興味ない人を誘うなら、こちらの記事に書いたジェットボートのツアーのほうが無難と思います。
どちらも説明は英語です。通訳は手配できるとは思いますが。
JTBにもいつのまにかサファリオブザシーン
というツアーが出てました。
これはガイドが英語でしたが、所要が3時間半と、短めなので、参加しやすいですね。
ファラミアがオリファント群を破った場所や、フロドたちがボロミアに捕まった場所など、
クイーンズタウンの中心には近いものの、道端にあり、ほとんど判別不可能!な、ロケ地
にも連れて行ってもらえます。
クイーンズタウンは街の規模に反して、とても多彩な表情があり
空港からも、至近、という、非常に魅力的な町。
ロード・オブ・ザ・リングのロケ地かどうかとは関係なく、楽しみ方も
また、多彩。長逗留しても、損はないと思いますよ。
私はスキーはしないので、忘れていましたが、7,8月のスキーシーズンは満杯で
ホテルも高額になりますから、ロード・オブ・ザ・リングがメインなら、
この時期は、避けたほうが、賢明かも。